画材紹介〜画用紙各種
2007 / 06 / 25 ( Mon )
☆サンフラワーペーパー(日)
ホワイト細目130kg(A画)/170kg(M画)
安価で、百貨店等の画材置き場でも容易に入手できるわりに発色の良い紙。
特にマーカーとは相性が良いらしく、塗り心地も発色も結構良かったです。ただ、A画は紙が薄いので水彩の時はせめてマスキングテープで四方を留めてから描きましょう。
投稿等にはあまり用いられませんが、小さいサイズのスケッチブックは同人イベントでの『スケブ』として愛用されています。
なお、厚手のM画は「M画用紙」として有名で、イラストボード等でも販売されています。

☆ホモドローイング紙RK150(日)
ホワイト細目150kg
ひょっとしたら、学生時代に美術の授業用にこれのスケッチブックを買わされた人もいるのではないでしょうか?
サンフラワーペーパー同様、色材は選ばず、特にマーカーの発色は良好。150kgのわりに厚みが感じられる。ただ、安価な分決して丈夫ではないので、直接下描きを描き込み過ぎると、消しゴムがけの時に紙の表面を傷めてしまうので要注意。スケブには上記のサンフラワーぺーパーかどちらか入手しやすい方を購入すると良いだろう。

☆スーパー紙RK180(日)
ホワイト細目180kg
ホモドローイング紙を厚くした紙。性能は同じはずですが、RK150より塗りづらく、発色もイマイチに思えたのは管理人だけでしょうか?
しかし厚手で波打ちにくい上、乾きが早いので、これのスケッチブックは旅先で固形水彩等を用いてちょっとした絵を描くのに便利。
また安価なので小さいサイズはスケブにも使えます。

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画材紹介(紙の種類や選び方について)
2007 / 06 / 23 ( Sat )
今回は、WEB時代の1コーナー「画材紹介」記事を一部修正してお届けします。

紙の目について
(1)細  目
表面が滑らかで乾きが速い為、ペン入れもしやすいのが特長。
但し水彩等でぼかす時は、あらかじめ水塗りする必要があります。
不透明水彩やドライ系の画材(パステル、色鉛筆、マーカー等)は、
紙の目が邪魔しないのでムラなく塗る事ができます。
また、細密な描画やエアーブラシ、トーン類の併用にも向きます。      
(2)中  目
適度な凸凹があり、使用する画材を選びません。初心者の紙入門には最適。
但し、紙によってはそろそろペン入れが難しくなるかも知れません。

(3)荒  目
表面がかなり凸凹しているので、ペンやマーカーには目が邪魔になるので向きません。
その為コミック系のイラストではあまり用いられませんが、
実は、平塗りはこの紙が一番やりやすいです。
しかも発色に深みができ、ぼかしやにじみも美しいので、
水彩画の世界ではこれが主流です。
以前、季刊「SS」(飛鳥新社)のメイキングでも紹介されていましたが、
この場合は水塗りしないで、薄めた色を濃くしたい所に直接乗せ、
水筆で馴らした方が、はみ出しにくく、上手にコントロールできます。
色鉛筆やパステルの場合も紙の目の為、フラットには塗る事が難しいですが、
逆に紙の目を生かした仕上がりを生かしましょう。


紙のタイプについて
(1)シート
いわゆる1枚紙の事。
持ち帰る時や後で自分でカットするのが大変ですが、
高級な紙程この方が経済的で、入手できる紙の種類も増えてきます。
サイズは特大版(1050×750mm)、大判(900×500mm)、中判(760×560mm)、
小判(650×500mm)とありますが、中判が一般的です。

(2)スケッチブック
スプリングタイプと無線綴じタイプの2種類があります。
前者は螺旋状の針金(=スプリング)で閉じられています。
紙に穴が開いてしまっている為、投稿用にはやや不向き。
しかし、ページをめくるのが楽な上、作品をそのまま保存しても大丈夫な為、
切り離す必要のない写生やイベント等のスケブに向いています。
一方後者は、片側を糊で固めています。
紙に穴が開いておらず、画面全体に楽に着彩できる反面、
時としてページをめくっただけでも紙が外れる事があるので注意。
しかしこちらの方が投稿用には向いている様です。
保存の際はいったん紙を外してから、ファイリングし直す事をおススメします。
いずれもサイズや紙の種類は豊富です。      

(3)ブロック
一見、無線綴じタイプのスケッチブックに似ていますが、
こちらは四方を糊で固めている為、波打つ心配があまりありません。
ペーパーナイフ等で完成品を剥がせば、新しい画面が出てきます。
但しこの際、紙によっては表面の一部がはがれる事もあるので慎重に。

(4)イラストボード
紙をあらかじめ厚紙等に貼付けた製品。
水張りの必要がなく便利ですが、同じサイズのシートに比べると、どうしても割高になってしまいます。
また、ほとんどの同人誌専用の印刷所の他、一部の投稿雑誌では
印刷の為にスキャニングする際、巻き付けられないからと言う理由から
使用を禁じる所があるので注意しましょう。

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画材紹介〜水彩紙(マットサンダース)
2007 / 06 / 20 ( Wed )

☆マットサンダース(日)

クリーム細目220g/256g
紙の色はクリーム色と表記しましたが、実際には淡いピンクと言った方がいいでしょう。
その事を考慮して着彩、また完成品をスキャニングする必要があります。
表面はやや凸凹がありますが、かなり丈夫でペン入れもしやすいです。
水彩やカラーインクの場合、色の伸びは今ひとつな代りにはみ出しにくく、ボケ足は大変きれいです。また、マーカーやアクリル絵の具も相性が良く、鮮やかに発色します。
256gの方が一般的で、ハガキサイズから大判(B2)まで様々な種類がありますが、ボードが無いのが残念。
コミック界では宮城とおこ先生(コバルト文庫「ちょー」シリーズの挿し絵)を始め、多くの愛用者がいらっしゃいます。
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画材紹介〜コピックペーパーセレクション
2007 / 04 / 04 ( Wed )
コピックペーパーセレクション
これはアルコール系マーカーの代表選手、コピックファミリーと同じメーカーの.Too(現、トゥールズ)がコピック用に開発した用紙群。コピー機に通す事や、プリントアウトができるのが特長。かつては全6種類で、サイズもB4とA4がありましたが、現在製造しているのは4種類で、サイズもA4だけになっています。
(☆印は、管理人が実際に使用した事のある紙です)

☆2.カスタムペーパー101(薄手)
ホワイト80g 80枚入り 中性紙
本当に真っ白ですべすべな紙で、見た目も塗っている時の感触もカラーコピーの用紙とよく似ています。発色はクリアで軽い感じ。紙が薄いので投稿にはやや不向きですが、スキャニングしてHPやブログにアップする分には使えます。また、コピーやレーザープリンタでの出力も大変美しく仕上がります。
4種類中、1パック当りの枚数も最も多いので、本番の前に何枚かコピーして配色を決める時や、同人誌のデータ入稿する時の出力見本等に気楽に使えます。

☆3.カスタムペーパー101(厚手)
ホワイト150g 40枚入り 中性紙
2を厚手にした紙。なぜか2より少々塗りにくいのが難点ですが、インク吸い込みがよい分、発色は濃いめになります。
ABS(コピックエアブラッシングシステム)使用の際にマスキングがしやすく、コピーやレーザープリンタで出力した時に、線や網点もきれいに再現されるので、そのまま版下原稿に使えるのも特長です。

4.PMパッド
ナチュラルホワイト68g 40枚入り
コピックファミリーやニューパステルの為に、当時のいづみや(後に.Too→現在はトゥールズ)が最初に開発したデザイン用紙。表面は適度にザラザラしています。薄い割に丈夫な紙で、何と裏映りしないのが最大利点。ABSに用いても発色はきれいですが、マスキングの際下の紙まで切ってしまわない様に注意。吸い込むインクの量に限界があるので発色は淡めで、ぼかしはカラーレスブレンダーよりパステルにまかせた方が良いでしょう。

☆6.特選上質紙
ホワイト157g 60枚入り 中性紙
漫画原稿用紙をやや高級にした様な紙。その為コピックファミリーの使い心地もそれに近いですが、発色はこちらの方が深めでムラが出にくくなっています。また、中性紙なので、作品の長期保存にも向いています。
厚手でペン入れがしやすい上、コピーやレーザープリンタにも無難に使えます。枚数も多いのでCGの線画や版下原稿等、様々な用途に使えて便利。
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画材紹介〜水彩紙(ウォーターフォード)
2006 / 11 / 21 ( Tue )
☆ウォーターフォード(英)

ナチュラルホワイト 細目/中目/荒目 185g/290g/425g
英国王室水彩画協会に認定されている、ワットマンと並ぶ英国水彩紙の雄。
『アルウィンの水彩画教室』等でお馴染みのクローショー夫妻を始め、海外の著名な水彩画家に愛されています。
セントカスバーツ工場で丁寧に作られたコットン100%の中性紙で、紙質は非常に丈夫です。ワットマンやキャンソン程の、にじみやぼかしはできない代わりに引っ掻きや洗い流しと言った手荒な水彩技法によく耐えます。また、紙の目にもよりますが、比較的ペン入れはしやすかったです。
発色は力強いですが、紙の地色が淡い生成りの為、その影響で若干落ち着いた感じになります。シート、ブロック等様々なタイプで売られています。


ホワイト中目/290g
紙質はウォーターフォードそのものですが、こちらは地色が真っ白です。
発色が紙の地に影響されないので、同人誌の表紙原稿には、ナチュラルよりこちらの方が向いています。但し、紙の目と厚さは1タイプのみです。
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