画材紹介~水彩紙・速報、さらばワットマン!
☆ワットマン(英)
英国王室水彩画協会が認めたカリスマ水彩紙。
純白でコットン100%、中性紙なので長期保存に向く紙でした。
ドーサ引きが非常に強いため、色をよく弾きます。
重ね塗りの際下の色が動きにくい反面、耐水性の画材でなくてもやり直しが効かない事や、そのままだとペン入れがうまくいかない事が難点。
その場合はあらかじめ前面に水を塗り、少しドーサをはがすと扱いやすくなります。
一方、表面が非常にデリケートな為、間違っても下絵の直描きができない上、着彩後も鉛筆線が消えませんでした。
当然、マスキングや引っ掻きの技法にも使えませんでした。
その代り、乾きが遅いので水彩系でのぼかしやにじみは申し分なく、少々淡くなるものの、不思議なボケ足が美しかったのを思い出します。
アルシュ同様高価だったものの、シートやブロック等様々な形態で売られており、置いている画材店も多く入手しやすい紙でした。
・・・しかし、
故郷イギリスでは製造中止になってしまいました。
現在、在庫分しか残っていないとの事なので、各画材店、並び通販サイトで今の内にお求め下さい。
ワットマンは完全に姿を消しましたが、後継者的な水彩紙が発売されています。
やはりイギリス生まれのアヴァロンがそれです。
やや風合いが異なりますが、丈夫で発色も綺麗です。
英国王室水彩画協会が認めたカリスマ水彩紙。
純白でコットン100%、中性紙なので長期保存に向く紙でした。
ドーサ引きが非常に強いため、色をよく弾きます。
重ね塗りの際下の色が動きにくい反面、耐水性の画材でなくてもやり直しが効かない事や、そのままだとペン入れがうまくいかない事が難点。
その場合はあらかじめ前面に水を塗り、少しドーサをはがすと扱いやすくなります。
一方、表面が非常にデリケートな為、間違っても下絵の直描きができない上、着彩後も鉛筆線が消えませんでした。
当然、マスキングや引っ掻きの技法にも使えませんでした。
その代り、乾きが遅いので水彩系でのぼかしやにじみは申し分なく、少々淡くなるものの、不思議なボケ足が美しかったのを思い出します。
アルシュ同様高価だったものの、シートやブロック等様々な形態で売られており、置いている画材店も多く入手しやすい紙でした。
・・・しかし、
故郷イギリスでは製造中止になってしまいました。
ワットマンは完全に姿を消しましたが、後継者的な水彩紙が発売されています。
やはりイギリス生まれのアヴァロンがそれです。
やや風合いが異なりますが、丈夫で発色も綺麗です。