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画材の色名事典(茶系統その29)

トパーズイエロー(TOPAZ YELLOW)
アーチスト オイルパステル(HL)
11月の誕生石であるトパーズ(topaz)は、和名を黄玉(おうぎょく)、もしくは黄玉石(おうぎょくせき)と言います。
最近ではシトリン(黄水晶)と混同されてしまった為、やむなくインペリアルトパーズを名乗っていますが、こちらの方がはるかに高価です。
同社同製品のイエローオーカーより幾分くすんだ感じが、高級感を出しています。

トパーズレッド(TOPAZ RED)
ポーセレン150(PB)
トパーズ(黄玉)は黄色〜黄褐色が一般的ですが、実際には様々な色があります。
色名は、その中の赤褐色タイプの色のイメージです。濃い色ですが、透明度が高いです。

トレドブラウン(TOLEDO BROWN)
ネオアート(CD)
トレド(Toledo)はスペイン中部の都市。ここで作られる剣が世界的に有名です。
茶系統で地名が頭に付く場合は、元々その土地の天然土を使用した顔料の色である事が多く、この色名も例外ではないはずです。
やや赤みの強い、濃い茶色です。

ナッツブラウン(NUT BROWN)
ドローイングインク(WN)
ねじのナットも英語でnutと表記しましが、この場合はくるみや栗等、殻の堅い木の実の事を指します。極端に赤にも黄にも寄り過ぎない濃い茶色で、イラストの輪郭線に向いています。
なお、ドローイングインクのパッケージには木の実の他、リスのイラストが描かれています。しかし、同製品のバーントシェンナのリスに比べると、インパクトと愛嬌に欠ける様な気がします。

なまかべいろ(生壁色)
アクリルガッシュ ジャポネスク(TN)
生壁とは、練り上げたばかりの水分の多い壁土の事。これが乾くと、ほとんど白の淡褐色になります。
なお、市販の色名事典等に掲載されている色は、もう少し黒っぽく、オリーブ系の色をしていますが、画材のそれは茶系統に入るやや濃いめのベージュ色です。

ヌートリア(NUTRIA)
ツインマーカーPU073 18-0825(SS)
ヌートリア(Nutria)の体毛の様な、やや緑がかった茶色。
ヌートリアはネズミ目・ヌートリア科に属する哺乳類の一種。南米のアルゼンチン・チリ・ブラジルなどの水辺に穴を掘って暮らしています。草食性でマコモやホテイアオイなどが主食です。体長はシッポも入れて約70-100cm、体重は約5-9kgで、見た目はドブネズミに似ていますが、耳が小さく、後ろ足に水掻きが付いています。
第二次世界大戦ごろに、軍隊の防寒服用の毛皮を採る為に日本も含め世界各国で飼育され、その後放置され、野生化していきました。
現在、日本では西日本各地に生息しており、特に岡山県では深刻な問題になっています。
また、最近では大阪の道頓堀でもその姿が確認され、住民を驚かせています。
(以上、参考サイト:『Wikipedia』、『ZOO21st〜21世紀の動物園』
ヌートリア追記:
ヌートリアの別称は「コリプー(Coypu)」と言います。
これは原産の南米での呼び名「コリポ(Coipo)」の英語読みで、実はこちらの呼び名の方が一般的です。
また、海狸鼠(かいりねずみ)、沼狸(しょうり、ぬまたぬき)と言った和名もあります。
ちなみに「ヌートリア(Nutria)」とは、スペイン語で「カワウソ(の毛皮)」を意味します。
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