画材の色名事典(赤系統・その4)
2008 / 03 / 21 ( Fri ) ![]() えんじ(臙脂) 顔彩、鉄鉢(KY) ![]() えんじいろ(臙脂色) 色辞典 第1集(TB) 中国から伝わった生臙脂と言う染料から抽出される、紫がかった深い赤色。 生臙脂は、ペルシャ・インド方面で産する小虫の一種コックスラッカが寄生した樹脂、スチックラックから採った色素をしみ込ませた綿を乾かして作ります。 ちなみにこの「臙脂」の名前の由来は中国の古代国家「燕」並びその首都「燕京」(現在の北京)と言う説がありますが、詳しい事はわかっていません。 後に生臙脂はやはり貝殻虫の一種コチニールの色素から作られる深い赤の事を指す様になります。 和名の中では長い歴史を持つポピュラーな色名ですが、メーカーによって色合いにかなり違いがあります。 その為か、コチニールから作られる深い赤を指す洋名クリムソン(CRIMSON)やカーマイン(CARMINE)と同一視される様になります。 ![]() うすくちえんじ(淡口臙脂) ![]() こいくちえんじ(濃口臙脂) 以上、優彩(HL) 臙脂の薄い色と濃い色、と言う意味で、優彩では淡口11号と濃口9〜13号1セットで「臙脂」と言う事になります。 なお、濃口の方は目の荒さで3ランクに分かれていますが、それぞれ色の明度差は、あまり感じられません。 |
|
|
|
| ホーム |
|














